平成29年◯月
目次
はじめに ... 1
1 公共施設等総合管理計画の位置付け ... 4
2 公共施設等に関する状況 ... 4
(1) 人口の状況 ... 4
(2) 財政の状況 ... 7
(3) 公共施設等の現況 ... 9
ア 公共施設等の整理 ... 9
イ 公共建築物の状況 ... 10
ウ インフラ施設の状況 ... 15
エ 公営企業施設の状況 ... 15
(4) 公共施設等の維持管理・修繕・更新などに係る将来費用 ... 16
3 公共施設等総合管理計画基本方針 ... 17
(1) 佐久市公共施設マネジメント基本方針との関係 ... 17
(2) 基本方針設定の考え方 ... 17
(3) 基本方針の体系 ... 18
(4) 4つの見直しと取組方針 ... 19
① 量的見直し ... 19
② 質的見直し ... 22
③ 費用負担の見直し ... 24
④ 管理体制の見直し ... 25
資料編 ... 27
1
はじめに
わが国では、高度経済成長期の急激な人口の増加や社会環境の変化に対応するため、多く
の公共施設が整備され、現在、老朽化したこれらの施設が更新時期を迎えています。近年の
地方自治体の厳しい財政状況もあり、更新や維持にかかる多額の費用にどのように対応して
いくかということが課題となっています。
また、人口減少が、財政面にも、公共施設の利用状況にも影響することから、佐久市では、
平成 24 年度より公共施設のあり方の見直しについて検討を進めており、これまでに「佐久市
公共施設白書」(以下、白書と呼ぶ)を作成し、その結果を踏まえ、「佐久市公共施設マネ
ジメント基本方針」(以下、基本方針と呼ぶ)を策定しました。
その後、「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進について」(平成 26 年 4 月22 日
付総財務第 74 号総務大臣通知)により、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進する
「公共施設等総合管理計画」の策定が要請されたことから、平成 27 年 11 月には、公営企業
会計の公共施設をまとめた「佐久市公共施設白書~公営企業施設編~」(以下、公営企業施
設白書と呼ぶ)を作成しました。
今回、公共施設等の数値目標及び今後の取組などについて示すものとして「佐久市公共施
設 最 適 化 推 進 方 針 」 ( 以 下 、 推 進 方 針 と 呼 ぶ ) を 策 定 す る と と も に 、 こ れ ら 白 書 ・ 基 本 方
針・公営企業施設白書・推進方針の内容をまとめる形で、「佐久市公共施設等総合管理計画」
2
1
公共施設等総合管理計画の位置付け
本市では、「公共施設マネジメント」として、公共施設の適正化に向け、平成24年度から取り
組んでまいりました。
平成26年3月には公営企業会計の施設を除く公共施設の把握のため、「佐久市公共施設白書」
を作成し、そこで明らかになった課題に対応するため、基本的な考え方をまとめた「佐久市公共
施設マネジメント基本方針」を策定しました。
その後、平成26年4月の総務大臣通知「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進について」
の要請を受け、これまでの公共施設マネジメントを継承しつつ、国の要請する「公共施設等総合管理 計画」に着手しました。
平成 27 年 11 月には、公営企業会計の施設を対象とした「佐久市公共施設白書~公営企業施設編~」 を作成し、これまで対象外としていた公営企業会計施設について、同様の手法により把握をしており ます。
今回、「佐久市公共施設等総合管理計画」を策定するに当たり、既存の「佐久市公共施設白書」、「佐 久市公共施設白書~公営企業編~」、「佐久市公共施設等総合管理計画基本方針(佐久市公共施設マネ ジメント基本方針)」、に加え、「佐久市公共施設最適化推進方針」を合わせ、「佐久市公共施設等総合 管理計画」と位置付けます。
佐久市公共施設等総合管理計画
佐久市公共施設白書(更新)
佐久市公共施設最適化推進方針 佐久市公共施設白書~公営企業施設編~
(更新)
佐久市公共施設マネジメント基本方針 ↓(一部改定)
3
総務省の指針による、公共施設等総合管理計画に記載すべき事項と白書、方針等との関連は以下の とおりです。
記載すべき事項
公共施設等の現況及び将来の見通し
(1)老朽化の状況や利用状況をはじめとした公共施設等の現況 白書
公営企業白書
(2)総人口や年代別人口について今後の見通し 総合管理計画(基本方針)
公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針 基本方針
総合管理計画(基本方針)
(1)計画期間 総合管理計画(基本方針)
最適化推進方針(方針期間)
(2)全庁的な取組体制の構築及び情報管理・共有方策 総合管理計画(基本方針)
(3)現状や課題に関する基本認識 総合管理計画(基本方針)
(4)公共施設等の管理に関する基本的な考え方 基本方針
最適化推進方針
総合管理計画(基本方針)
(5)フォローアップの実施方針 総合管理計画(基本方針)
最適化推進方針(方針期間)
白書 :佐久市公共施設白書
基本方針 :佐久市公共施設マネジメント基本方針
公営企業白書 :佐久市公共施設白書~公営企業施設編~
最適化推進方針:佐久市公共施設最適化推進方針
4
2
公共施設等に関する状況
(
1
)
人口の状況
ア 人口の推移
本市の人口は、平成27年の国勢調査時には、99,368人となっており、平成22年の同調査で
は、100,552人であったことから、比較すると微減傾向(△1,184人、△1.18%)にあります。
14歳以下の年少人口については、平成27年調査では、13,121人となっており、平成22年調
査と比較すると、1,286人、1.0%の減となっています。
生産活動に従事できる年齢層である15歳から64歳までの生産年齢人口については、平成27
年調査では、56,755人となっており、平成22年調査と比較すると、3,264人、2.1%の減とな
っています。
65歳以上の高齢者人口については、平成27年調査では、28,506人となっており、市民3.5人
に1人が65歳以上の高齢者となっている状況になります。平成22年調査と比較すると、2,521
人、3.1%の増となっています。
また、地区別の人口動向では、増加傾向なのは浅間地区のみで、中込、野沢、東、浅科地
区は横ばい、臼田、望月地区では減少の傾向が顕著になっています。
【図1 世代別人口の推移】
27.0
13.3 64.4
57.7 8.6
29.0
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
5
【図2 地区別人口の推移】
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000
浅間 野沢 中込 東 臼田 浅科 望月
H
17
H
22
H
27
単位:人
6
イ 今後の人口
平成27年10月に作成しました佐久市人口ビジョンでは、自然、社会動態を考慮した総合的
な人口推計として、本市の人口の将来展望を図3のように示しています。
平成72年には、総人口を85,970人※、生産年齢人口を45,327人、年少人口を12,694人、高
齢者人口を27,950人と見込んでいます。
平成27年の国勢調査と比較すると、総人口で13,396人、13.5%の減、生産年齢人口で
12,491人、21.6%の減、年少人口で660人、4.9%の減、高齢者人口で245人、0.9%の減とな
っています。
このような推計からも、今後、人口の減少を抑えるための各種施策に取り組むとともに、
生産年齢人口の1.6人で1人の高齢者を支える状況に対応するため、行財政運営をよりシビア
な経営へシフトすることが求められます。
※推計のため、端数処理等で年齢3区分別の合計と総人口が合わない場合があります。
【図3 今後の人口の推移】 (単位:人)
13,121 12,694
56,755
45,327 28,506
27,950
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000
2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年
0~14歳 15~64歳 65歳以上
98,382
85,970
7
(
2
)
財政の状況
ア 歳入の状況
平成20年度からの普通会計歳入の推移は図4のとおりです。
地方税は平成 20 年度をピークに微減傾向にあります。ただし、合併特例措置により、地方
交付税の微増傾向が続き、歳入全体としては、増加傾向でした。
しかし、今後の歳入については、合併後 10 年を過ぎ、合併特例措置が終了することから、
人口の減少と同様に減少傾向となることが想定されます。
このことから、自主財源の要である地方税をしっかりと確保するとともに、新たな自主財
源を創出していくこと、また、制度を理解しつつ、国県などと連携し、地方交付税や国県の
支出金などを有効に活用していくことが、これまで以上に求められてきます。
【図4 歳入の推移】 (単位:千円)
0 10,000,000 20,000,000 30,000,000 40,000,000 50,000,000 60,000,000
平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度平成25年度平成26年度平成27年度
年度別歳入の推移
8
イ 歳出の状況
平成20年度からの普通会計歳出の推移は図5のとおりです。
扶助費については、平成 20 年度以降も増加傾向があり、今後も高齢化に伴い、この傾向が
続くと見込まれます。
また、公共施設等の整備に係る投資的経費については、60 億円から 120 億円程度で推移し
ており、各事業の採択や進捗状況に左右されるような傾向がありますが、平均しますと 90 億
円程度となっています。
今後、人口減少による歳入の減少が見込まれることから、持続可能な行財政経営のため、
他の経費と同様に、投資的経費においても縮減することが想定されます。
【図5 歳出の推移】 (単位:千円)
0 10,000,000 20,000,000 30,000,000 40,000,000 50,000,000 60,000,000
平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度平成25年度平成26年度平成27年度
年度別歳出の推移
9
(
3
)
公共施設等の現況
ア 公共施設等の整理
本方針の対象施設は、「佐久市公共施設白書」において整理された施設及びインフラ施設、
公営企業会計施設とし、下表に整理します。
【表1 施設整理一覧】
区分 大分類 中分類 主な施設
公共
建築物
行政系施設 庁舎等 本庁舎、支所、出張所、駒場仮事務所など
市民文化系施設
集会施設
市民会館(公民館)、生涯学習センター、コミュニティセンター、地区 集会施設など
文化施設 コスモホール、交流文化館浅科
社会教育系施設
資料館 ・博物館等
近代美術館、五郎兵衛記念館、歴史の里であいの館、望月歴史民 俗資料館、天来記念館、天体観測施設、鎌倉彫記念館、川村吾蔵 記念館、旧中込学校資料館管理棟など
図書館
中 央 図 書 館 、 臼 田 図 書 館 、 浅 科 図 書 館 、 望 月 図 書 館 、 サ ン グ リ モ 中込図書館
スポーツ・レクリエーション 系施設
スポーツ施設
総合運動公園陸上競技場、各体育館、柔剣道場、弓道場、屋内運 動場、屋内ゲートボール場など
レクリエーション施設 ・観光施設
プラザ佐久、望月クラインガルテンなど
保養施設
国民宿舎もちづき荘、交流促進センターゆざわ荘、布施温泉、穂の 香乃湯など
保健・福祉施設
保健施設 佐久市保健センター、浅科保健センターなど 障がい者福祉施設 佐久市療育センター、浅科ふれあいホームなど
高齢者福祉施設
浅科デ イサ ービスセン ター、望 月総合 支援セン ター、 シル バー ラン ドきしの、シルバーランドみつい、あいとぴあ臼田、結いの家など
子育て支援施設
保育所 保育園
幼児・児童施設 児童館、子ども未来館
学校教育系施設
学校 小学校、中学校 その他教育施設 給食センター
市営住宅 市営住宅 公営住宅・改良住宅・特定公共賃貸住宅・厚生住宅・その他住宅
産業系施設 産業系施設
佐久高等職業訓練校、野沢商店街コミュニティセンター、道の駅ほ っ と ぱ ー く 浅 科 、 望 月 土 づ く り セ ン タ ー 、 望 月 観 音 峯 活 性 化 セ ン タ ー、堆肥製産センター、うな沢処分場など
医療施設 医療施設 内山診療所、浅科診療所、布施診療所
公園 公園 東屋など
10
インフラ 施設
道路 道路 市道、農道、林道 橋りょう 橋りょう 橋りょう
公営企業 会計施設
国保浅間総合病院 国保浅間総合病院 浅間総合病院、鳴瀬診療所など 下水道 下水道 下水管、下水道管理センターなど
イ 公共建築物の状況
公 営 企 業 会 計 の 施 設 を 除 く 公 共 建 築 物 の 延 床 面 積 の 構 成 比 を 見 る と 、 学 校 が 最 も 多 く
36.91%、次いで市営住宅の14.04%、両施設で保有建築物の約2分の1を占めています。
【図6 建築物延床面積割合】
庁舎等
6.53%
その他行政系施設
0.25%
集会施設
7.28%
文化施設
2.32%
博物館等
1.65%
図書館等
1.06%
スポーツ施設
6.73%
レクリエーション・観光施設
1.11%
保養施設
1.87%
保健施設
0.82%
障がい福祉施設
1.44%
高齢者福祉施設
5.67%
保育園
3.31%
幼児・児童施設
2.05%
医療施設
0.13%
学校
36.91%
その他教育施設
1.04%
市営住宅
14.04%
産業系施設
2.60%
公園
1.79%
その他
1.42%
庁舎等
その他行政系施設 集会施設
文化施設 博物館等 図書館等 スポーツ施設
レクリエーション・観光施設 保養施設
保健施設 障がい福祉施設 高齢者福祉施設 保育園
幼児・児童施設 医療施設 学校
11
【表2 建築物延床面積割合】
施設分類別
延床面積(㎡)
構成(%)
庁舎等
29,317.63
6.53
その他行政系施設
1,107.86
0.25
集会施設
32,704.74
7.28
文化施設
10,409.65
2.32
博物館等
7,397.30
1.65
図書館等
4,744.85
1.06
スポーツ施設
30,224.49
6.73
レクリエーション・観光施設
4,988.27
1.11
保養施設
8,398.69
1.87
保健施設
3,663.12
0.82
障がい福祉施設
6,471.00
1.44
高齢者福祉施設
25,474.81
5.67
保育園
14,861.80
3.31
幼児・児童施設
9,191.23
2.05
医療施設
587.94
0.13
学校
165,845.48
36.91
その他教育施設
4,684.57
1.04
市営住宅
63,092.55
14.04
産業系施設
11,696.98
2.60
公園
8,044.21
1.79
その他
6,383.68
1.42
合計
449,290.85
100.00
※複合、併設公共施設などで施設分類が複数にわたる場合は、その公共施設の主たる施設分類に分類している場合が
あります。
平成 24年1月に東洋大学、PPP研究センター長根本祐二教授が発表した「全国自治体公
共施設延床面積データ分析結果報告」によると 981 市区町村の住民 1 人当たりの建築物延床
面積の平均は 3.42 平方メートルで、佐久市は 27 年度末現在 4.5 平方メートルとなっていま
す。このほか、更新費用などの財政負担を考慮すると、建築物については総量(延床面積)
を逓減させる必要があります。
また、旧耐震基準による建築物は 35.0%ですが、新耐震基準による建築物も含め、築後 30
年以上経過した延床面積は全体の約42.2%となっています。
旧耐震基準の建築物の耐震化未実施の割合は全建築物の 23.5%となっており、耐震化を含
12
【図7 年度別整備延床面積】
※旧耐震基準と新耐震基準
昭和56年5月31日まで適用されていた耐震関係規定による基準を旧耐震基準と言い、昭和56年6月1日以降に適用
された耐震関係規定による基準を新耐震基準という。
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 ~ S 2 4 S 2 5 S 2 6 S 2 7 S 2 8 S 2 9 S 3 0 S 3 1 S 3 2 S 3 3 S 3 4 S 3 5 S 3 6 S 3 7 S 3 8 S 3 9 S 4 0 S 4 1 S 4 2 S 4 3 S 4 4 S 4 5 S 4 6 S 4 7 S 4 8 S 4 9 S 5 0 S 5 1 S 5 2 S 5 3 S 5 4 S 5 5 S 5 6 S 5 7 S 5 8 S 5 9 S 6 0 S 6 1 S 6 2 S 6 3
H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H1
0 H1 1 H1 2 H1 3 H1 4 H1 5 H1 6 H1 7 H1 8 H1 9 H2 0 H2 1 H2 2 H2 3 H2 4 H2 5 H2 6 H2 7 H2 8
人口(人) 延床面積(㎡)
行政系施設 市民文化系施設 学校教育系施設 子育て支援施設 社会教育系施設 スポーツ・レクリエーション系施設 公営住宅 医療施設 産業系施設 保健・福祉施設
公園 その他 人口
総延床面積44.9万㎡
(38%) 169,516㎡
市民一人当たり 4.5㎡
築30年以上(S58年以前)
279,775㎡ (62%) 築30年未満(S59年以降)
【図8 耐震化の状況(建築物)】
13
【図9 地区別の市民一人当たりの延床面積】
3.19
4.07
5.24
3.90
4.84
5.88
7.88
0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 8.00 9.00
浅間 野沢 中込 東 臼田 浅科 望月
(㎡)
地区別の一人当たりの施設面積
市全体平均
14
【図10 主な公共施設の配置状況と利用地区の状況】
※上記配置状況図では、スポーツ施設、高齢者福祉施設が偏在している状況となっています。
※各地区は小学校区の単位で分類しています。
東 浅 科 望 月
集会施設
観光施設
保養施設 プ ラ ザ佐久 歴史の里 であ い の館
穂の香乃湯 布施温泉 も ち づ き荘 ゆざ わ荘
産業施設
スポー ツ 施設
総合 体育館 勤労者 体育館
佐久総合 運動公園 内山地区 社会体育館
東地区 社会 体育館
勤労青少年 体育セ ンタ ー
多目的屋内運動場 浅科柔剣道場
望月総合体育館 春日地区体育館 布施地区体育館 本牧地区体育館
高齢者 福祉施設
前山デ イ サー ビ スセ
ン ター シルバー
ラ ン ド きしの
シルバー ラ ン ド みつ い
春日交流支援セン ター 望月総合支援セン ター
結い の家 望月生きがい セン ター 望月老人福祉セン ター
障がい者
福祉施設 あ い とぴ あ 臼田
臼田学園
療育支援セン ター
ワ ー ク ハウ ス牧 望月総合支援セン ター
子育て支援 施設
博物館等・ 文化施設
近代美術館 旧中込学校 資料館
五郎兵衛記念館 交流文化館浅科
天来記念館 望月歴史民俗資料館
市役所庁舎
本庁 臼田支所 浅科支所 望月支所
出張所
浅間 野沢 中込 東 春日
中学校
浅間 野沢 中込 東 臼田 浅科 望月
小学校
岩村田 平根 中佐都 高瀬 野沢 泉 岸野 中込 佐久城山 東 臼田 田口 切原 青沼 浅科 望月
児童館
岩村田 小田井
平根 中佐都 高瀬 野沢 泉 岸野 中込 佐久城山 東 臼田 田口 下越
切原 臼田 あ さしな 望月
保育所
(公立) 岩村田 平根 中佐都 高瀬 大沢 泉
中込第一 中込第二
平賀 内山
東 田口 切原 青沼 あ さしな 望月 春日 協和 布施
保健施設
浅科保健セン ター
公民館
( 市民会館)
浅間会館 本館 中込会館 東会館 浅科会館
駒の里 ふれあ い セン ター
図書館
中央図書館 臼田図書館 浅科図書館 望月図書館
市営住宅
主
な
地
域
対
応
施
設
浅 間 野 沢 中 込 臼 田
主
な
広
域
対
応
施
設
施設種類
サン グ リモ中込
シルバー サロ ン 浅科デ イサー ビス セ ンタ ー
県民佐久運動広場体育館 大沢地区社会体育館 野沢体育セン ター
浅科生きがい 活動支援セ ンタ ー
浅間体育セン ター
サン グ リモ中込図書館 岩村田共同作業セン ター
障害者自立生活 支援セン ター
サン グ リモ中込 共同作業セン ター
浅科ふれあ い ホー ム あ い とぴ あ 臼田
コ スモホー ル 鎌倉彫記念館
川村吾蔵記念館 臼田文化セン ター
天体観測施設 生涯学習セン ター
あ い とぴ あ 臼田 佐久市保健セン ター
子ど も 未来館
歴史の里であ い の館 野沢商店街コ ミ ュ ニティ センター
佐久高等職業訓練校
堆肥製産セン ター
野沢共同作業セン ター 佐久の泉共同作業センター
あ い とぴ あ 臼田
15
ウ インフラ施設の状況
道路及び橋りょうについても、更新費用などが将来、財政的に大きな負担となることが明
らかとなっています。インフラ施設の性能確保の観点からも、長寿命化などをさらに推進し、
費用の平準化を図るとともに、維持管理経費の増加を抑制する必要があります。
【表3 道路(市道)】
市道 (一般道路)
1級(幹線)市道
実延長合計 200,600.30m
道路面積(道路部) 1,295,624.69㎡
2級(幹線)市道
実延長合計 167,120.10m
道路面積(道路部) 1,012,139.64㎡
その他市道
実延長合計 1,588,023.50m
道路面積(道路部) 6,092,127.45㎡
自転車歩行者道(市道)
実延長合計 92.687.50m
道路面積(有効幅員) 277,684.30㎡
【表4 橋りょう】
実延長 8,626.00m
面 積 47,635.17㎡
【表5 農道・林道】
農道 実延長 34,949.70m
面 積 130,913.78㎡
林道 実延長 235,446.00m
面 積 984,000.80㎡
エ 公営企業会計施設の状況
公営企業会計である国保浅間総合病院会計及び下水道事業会計についても、「公共施設白
書~公営企業施設編~」で、保有する資産を明らかにしています。
公営企業会計は、地方公営企業法の適用を受けた事業として、国が定める繰出基準内での
一般会計から繰出金の範囲内で、原則、診察料や施設使用料などの収益に基づく独立採算制
により、施設の管理・運営を行っています。
今後、増加することが見込まれる更新費用などに対応するためには、各公営企業会計内で、
健全経営を堅持するとともに、経営基盤の強化などにより、適切な施設更新を可能とする中
16
(
4
)
公共施設等の維持管理・修繕・更新などに係る将来費用
本 市 の 保 有 す る 主 な 公 共 施 設 等 に は 、 公 共 建 築 物 が 延 床 面 積 約 44.9 万 ㎡ 、 道 路 が 約
2,049km、橋りょうが732橋、農道・林道は約270kmあります。
これらの公共施設等について、今後 40 年間にかかる改修・更新費用を試算した結果、約
3,040.2 億円となりました。40 年間の更新費用の試算結果を平均すると、1 年当たり約 76.1
億円となります。
【図11 更新費用の推計】
今後、人口の減少や少子高齢化が進み、扶助費など社会保障関連経費の増加が想定される
中、全ての公共施設等を将来にわたり維持していくために、この経費を確保し続けていくこ
とは、極めて難しい状況です。
したがって、今後の公共施設等の総合的な管理では、まず、公共施設サービスの現況を検
証した上で、施設の削減を含めた保有すべき公共施設等の適正化を考えることが重要であり、
そのうえで、公共施設等を適正に管理運営する体制を構築していくことが求められます。
また、第二次総合計画の基本構想では、「総合的・計画的な公共施設マネジメントを進め
ることで、快適な暮らしにつながる公共施設サービスの提供を目指します。」としており、
基本計画では、具体的な取組も記載していますことから、第二次総合計画など、他の計画と
連動しながら、公共施設等の総合的な管理を効率的に進めるための環境を整えていくことが、
重要になってきます。
0 20 40 60 80 100 120
H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45 H46 H47 H48 H49 H50 H51 H52 H53 H54 H55 H56 H57 H58 H59 H60 H61 H62 H63 H64 H65 H66 H67
農道・林道更新費用 橋りょう更新費用 道路更新費用 施設更新費用
将
来
の
更
新
費
用
の
推
計
億円
年度
40年 間 の 更 新 費 用 総 3,040.2億円
更新費用(1年あたり平均額) 投資的経費(過去5年間平均額)
更新費用の1年あたり平均額
76.1億円
将来、充当可能な 投資的経費
55.1億円
1.4倍
17
3
公共施設等総合管理計画基本方針
(
1
)
佐久市公共施設マネジメント基本方針との関係
公共施設等に関する基本的な考え方として示した「佐久市公共施設マネジメント基本方針」
について、「佐久市公共施設等総合管理計画」の策定に合わせ、次のとおり改め、公共施設等
の総合的管理の実現のための取組を進めます。
(
2
)
基本方針設定の考え方
公共施設白書などによる市の状況を総合的に勘案すると、すべての公共施設等を維持し続
けることは、財政的に困難であることが見込まれるため、削減も含めた抜本的な対策を講じ
る必要があります。
したがって、今後、公共施設等を総合的に管理するに当たっては、まず、公共施設等にお
けるサービスと施設を分けて考え、市全体におけるサービスのあり方とともに、施設の規模
や数を適正化するよう、取り組むことが重要となります。同時に、適正化された公共施設等
を適切に管理運営する体制を構築していくことも必要となります。
このため、具体的な取組を進めるための仕組みの整備や必要な情報の一元的な管理・提供
など、公共施設等の総合的な管理を効率的に進めるための環境を整えていくことが、重要に
なってきます。
このような考え方を実現するため、「量的見直し」、「質的見直し」、「費用負担の見直
し」、「管理体制の見直し」を「4つの見直し」として基本方針の核に位置付け、それぞれ
18
(
3
)
基本方針の体系
基本方針設定の考え方に基づき、図12のとおり、体系化します。
【図12 公共施設等の総合的な管理のための基本方針体系図】
公
共
施
設
等
の
総
合
的
な
管
理
の
た
め
の
基
本
方
針
①
量的見直し
ア 公共施設サービスの適正化
イ 公共施設等の複合化、多機能化
ウ 統廃合公共施設、 低・未利用地の活用
エ 将来的な利用者の状況に 応じた施設の配置の適正化
②
質的見直し
ア 公共施設等の長寿命化、 耐震化の推進
イ 公共施設等の維持管理の効率化
ウ 公共施設等の利用促進
エ 新たな事業手法等の導入
③
費用負担の
見直し
ア 費用負担の見直し
④
管理体制の
見直し
ア 情報の一元的管理
イ 公共施設等の総合的な管理の ための推進体制の構築
ウ 職員の意識改革
19
(
4
)
4つの見直しと取組方針
基本方針の核となる「4つの見直し」及び、その見直しを実現するための取組方針につい
て、以下のとおり定めます。
① 量的見直し
すべての公共施設等を現状の規模で更新することは、今後、難しいことを踏まえ、公共
施設等の総量(数、規模など)を将来的に抑制していく必要があります。
ただし、今後、新たな公共施設等は一切整備しないということではありません。新たな
整備でも、既存施設の更新でも、実施の際には、「いまある資産を活用できないか」を十
分に検討した上で、市の持続的発展のため、総合的な判断がなされるためのプロセスが重
要となってきます。
この公共施設等の『量的見直し』を実現するため、立地適正化計画など他の計画との整
合を図りつつ、次の4つの視点により、取り組んでいきます。
ア
公共施設サービスの適正化
本市における公共施設等の現状を見ると、高齢者福祉施設や集会施設など、同種の施設間
における利用状況に一部差異が見られます。また、合併前の旧市町村間の政策の違いから公
共施設等の整備状況に地域差も生じています。
そのために、公共施設等における施設とサービスとを分けて考え、将来の人口構成や社会
経済情勢などの変化に対応していくという視点に立ち、個々の公共施設等の詳細な調査・分
析を進め、サービスの水準の検討も行いながら、サービスと施設の適正化を図り、「将来的
に存続させる公共施設等」、「見直しを行う公共施設等」を分けて考えていくことが重要に
なります。
また、最適化推進方針により、施設種別ごとの目標値を定め、その目標に向かい各所管課
などで各施設における中長期的な検証を進めるとともに、それを取りまとめ、統合や複合化
などの横断的な判断をし、実施計画などにつなげるなど、より実行可能な内容とするよう、
取り組んでいくことが必要となります。
ア
公共施設サービスの適正化
イ
公共施設等の複合化、多機能化
ウ
統廃合公共施設、低・未利用地の活用
20
イ
公共建築物の複合化、多機能化
これまで多くの公共建築物は、一つの施設に一つの機能を持たせて別々に整備してきまし
たが、機能が異なるそれぞれの公共建築物を複合化・多機能化することによって、それまで
機能ごとにあった玄関、トイレ、階段、廊下、駐車場などを共有でき、管理運営費の削減も
可能となります。
また、公共建築物の複合化は、様々な施設間の機能連携が図られることによって、新たな
市民サービスが提供できると考えられます。
なお、複合化、多機能化に当たっては、行財政経営の効率化も踏まえ、転用を含めた既存
施設の有効活用、相互利用などを総合的に勘案するとともに、新たな複合施設の建設も視野
に入れ、効果的に公共施設等の総量を縮減していきます。
また、公共建築物の更新時には、将来における社会経済情勢や市民ニーズの変化にも対応
できるよう、容易に機能の転用が図れる構造とするなどの工夫を図っていきます。
ウ
統廃合公共施設、低・未利用地の活用
公共施設等の利活用について、サービスの向上、管理運営の効率化などの視点から、常に
より有効な方法を検討していきます。
具体的には、新たなサービスを提供するための公共施設等への転用、用地を公共施設等の
更新や整備の際に活用するなど、まず、行政内部に廃止公共施設等の利活用に関する需要が
ないか検討します。
利活用が難しい公共施設等については、遊休資産として処分することも選択肢の一つとし
て、地域住民や民間企業などによる公共施設の利活用の可能性について調査した上で、売却、
賃貸、継続保有などの取り扱いを検討し明らかにします。
また、公的な資産として、土地の面から考えた場合、施設と同様に自主財源を確保するこ
とや、土地の交換などにより借地の解消を図るなど、積極的な活用と計画的な利用を推進し
ます。
エ
将来的な利用者の状況を考慮した公共施設等の配置の適正化
公共施設等の配置形態は、利用者のエリア(利用圏域)が広域である観光施設や産業施設、
文化施設などの「広域対応施設」と利用者のエリアがある程度限定される公民館や集会施設
などの「地域対応施設」とに大別されます。
公共施設等の配置の適正化に当たっては、将来の人口の分布や年齢構成、利用の状況、市
21
【図13 検討イメージ】
検討イメージ
低
←
安 全 性
→
高
高
←
利
用
状
況
→
低
老朽化対
策・移転
継続
利用
他 施 設 へ 統 合
廃止
他用途
多機能化
公
共
施
設
等
の
方
向
性
低
←
効 率 性
→
高
高
←
利
用
状
況
→
低
効率
改善
維持・
拡大
抜本的
見直し
あ り 方 見直し
利用向上
サ
ー
ビ
ス
の
方
向
22
② 質的見直し
将来、同時期に建設した公共施設の更新のため、財政への負担が同時期に集中すること
を避けることから、より長く公共施設を利用できるよう、公共施設のハード、ソフト両面
における質を見直し、更新費用の平準化を図っていくことが必要になります。
この公共施設等の『質的見直し』を図るため、次の4つの視点により、取り組んでいき
ます。
ア
公共施設等の長寿命化、耐震化の推進
公共施設等の更新が集中することによる財政的な負担を平準化するとともに、トータルコ
ストを縮減し、より長く適切に使用するため、老朽化の進行による新たな不具合の発生も考
慮した計画的な修繕など、『長寿命化』の取組が必要となります。
また、限られた財源の中で、計画的な修繕を実施するため、公共施設等全体で調整するこ
とが必要です。状況を踏まえた予算配分を図るとともに、基金への積立などにより長期的な
視点で財源確保するなど、財政面における効果的なアプローチを検討していきます。
さらに「安心安全」の視点から、必要に応じて耐震性能の確保に向けた取組を進めます。
イ
公共施設等の維持管理の効率化
公共施設等の老朽化に伴い、想定外のトラブルが頻発し、修繕や予定より早く更新せざる
を得ない施設が発生することが予想されます。このような事態の発生を防ぐためには、長寿
命化計画の策定などの計画的な取組に加え、効率的な維持管理が必要になります。
具体的には、不具合の早期発見のための定期点検やトラブル時の適切な対応方法など、効
果的な手法などの集約、共有を進めるとともに、サービス部門、技術部門、資産管理部門な
ど、各部門の責任と役割を明確にし、維持管理についてもPDCAサイクルを回すような体
制の構築に取り組んでいきます。
また、サービス提供にかかる事業運営費についても全国の先進事例や庁内における模範事
例を参考にするなど、コスト削減を効果的に進める手法を調査研究し、全庁での共有を図り
ます。
さらに、サービスの見直しや統廃合などにより、人員配置の効率化を図るとともに、「民
間でできることは民間で」という視点から、指定管理者制度や包括管理業務委託などのアウ
トソーシングを進めていきます。
ア
公共施設等の長寿命化、耐震化の推進
イ
公共施設等の維持管理の効率化
ウ
公共施設等の利用促進
23
一方、道路や橋りょうにおいては、周辺の状況などを勘案し、道路や橋りょうの果たして
いる役割や機能を踏まえ、限られた財源の中、新設と維持のバランスをとりながら、更新や
維持を行うことが必要となります。そして、より効率的な管理を進めるため、長寿命化計画
により、路線の級別や舗装構成の見直し及び橋りょうの設計荷重などの検討を進め、安心安
全と健全財政の両立に努めます。
ウ
公共施設等の利用促進
公共施設等により、もたらされる便益をより大きくするためには、より多くの方々に利用
していただけるよう、その促進を図ることが必要となります。
その時々の市民ニーズを的確に捉えるとともに、各公共施設等における提供サービスや対
象圏域の特性を踏まえ、利用促進のための各種施策を検討し、その具体化を図ります。
エ
新たな事業手法などの導入
限られた財源の中でのコスト縮減などの工夫に加えるとともに、公共施設等に係る新たな
自主財源として、ネーミングライツの導入、広告スペースの販売などに取り組むとともに、
資金調達の手法としてPFIの効果的な活用を研究し、導入を進めます。さらには、協働の
概念に基づき、市民と行政の役割分担の見直しを積極的に進める必要があります。
この新たな事業手法などの導入では、民間のノウハウを取り込むとともに、新たに地域へ
の「しごと」を提供する効果も期待できることから、行政と民間が連携して公共サービスを
提供する手法として、PPP(Public Private Partnership)を推進します。具体的には、D
BO方式による施設整備や公共施設の民営化などが該当しますが、その他にも多様な取組事
例があり、先進的な事例を研究しつつ、情報の共有を図るとともに、民間の積極的な参加を
24
③ 費用負担の見直し
公共サービスを維持するため、受益者が一定の料金などを負担することが、『受益者負
担の原則』になりますが、社会経済情勢の変化とともに、公共施設等に係る適正な費用負
担も変化し、使用料などについても、定期的な見直しが必要となります。
『費用負担の見直し』については、次の視点により取り組んでいきます。
ア
費用負担の見直し
公共施設サービスの提供に要する経費は、道路、橋りょうを除き、主に公共施設等の利用
者と市が負担しています。利用者や受益者が特定される公共施設等であっても、料金などの
独自の収入のみでコストをまかなっている割合は必ずしも高くなく、市の予算からの支出に
より、市民全員でコストを負担している公共施設等が多いのが現状です。
しかしながら、厳しい財政状況が今後も見込まれる中、受益者負担の原則という視点から、
利用の実態などに照らして現状の使用料の設定や、受益者負担のあり方に問題がないか検証
し、例外を設けることなく使用料などの見直しを行っていくことが必要になります。
25
④ 管理体制の見直し
公共施設等の数は多く、これらの全てを一つの課で管理していくことは不可能です。効
率的な管理運営を実現するため、体制を構築し、方針や情報を共有する中で、職員や施設
等の利用者などにより、「公共施設等の総合的な管理」が磨き上げられ、効果と効率が高
まっていくことが重要となります。
これらを踏まえ、公共施設等における『管理体制の見直し』については、次の4つの視
点により、取り組んでいきます。
ア
情報の一元的管理
公共施設等を適切に管理運営するには、状態、維持管理費、利用状況などの情報を簡単に
利用できる機能が求められます。
そこで、コスト(維持管理費)、利用状況などの基礎情報を一元的に管理するとともに、より
分かりやすさを向上させるため、固定資産台帳などと連動しつつ、公共施設白書や施設カル
テなどの定期的な更新と改善を図ります。
イ
公共施設等の総合的な管理のための推進体制の構築
公共施設等の統廃合、集約化、複合化、多機能化を推進し、未利用施設などの有効活用や
効率的な維持管理などを推進するため、一元的に管理された情報の活用を図ります。公共施
設等の最適化に向けた判断が可能となるよう、他の計画や各施策の整合を図りながら、関連
する部署間を調整するなど、全体的なマネジメントを可能とする体制の構築を図ります。
さらに、外部の委員で構成される「佐久市行政改革推進委員会」をはじめ、市民から意見
を聴取するなど、常に外の声に耳を傾け、その中から不断の改革に取り組む体制であるよう
努めます。
ウ
職員の意識改革
公共施設等は市民全体の財産であり、市はこの財産を有効活用することを、市民から求め
られています。このため、公共施設等の有効活用は、所管部署だけの課題ではなく全庁的な
課題であることを認識したうえで、問題意識を共有し、アイデアを出し合い考えていく体制
が必要となります。
また、公共施設等に対する意識を「運営」から「経営」へ転換するよう、研修の実施など
により職員の意識改革を図ります。
ア
情報の一元的管理
イ
公共施設等の総合的な管理のための推進体制の構築
ウ
職員の意識改革
26
エ
市民と行政の最適化に向けての意識の共有
公共施設等の適正化には、市民による理解、協力が不可欠となります。行政が持つ情報や
施策に対する考え方などを広く共有するとともに、より分かりやすく伝えることに努めるこ
と、また、市民からの意見を汲み取る場をこれまで以上に設けることなどが、今後の行政に
27
資料編
(
1
)
取組経緯
市では、老朽化が進む公共施設等を最適化するため、平成 23 年度の『第一次佐久市総合計画
後期基本計画』において「公共施設の適正な配置と整備」を位置付け、行財政改革の一環とし
て取組を進めてきました。
取
り
組
み
の
経
緯
平成23年度
『第一次佐久市総合計画後期基本計画』(平成23年4月)において、
「公共施設の適正な配置と整備」を明記
平成24年度 「佐久市公共施設白書」作成に係る公共施設現況調査の実施
平成25年度
「佐久市公共施設白書」公表
「佐久市公共施設マネジメント基本方針(案)」パブリックコメント実施
「佐久市公共施設マネジメント基本方針」策定
公共施設マネジメントに関する行革推進委員会開催(全2回)
平成26年度
佐久市の公共施設等の今後のあり方についてのアンケート実施
公共施設マネジメントに関する全職員向け研修会の実施(全8回)
公共施設マネジメントに関する施設所管課職員向け研修の実施(全1回)
公共施設マネジメントに関する行革推進委員会開催(全1回)
平成27年度
「佐久市公共施設白書~公営企業施設編~」作成
公共施設マネジメントに関する施設所管課職員向け研修の実施(全1回)
「佐久市公共施設最適化推進方針(案)」作成着手
公共施設最適化推進方針(案)に関する担当課ヒアリング
公共施設最適化推進NEWS発行
今
後
の
予
定
平成28年度以降
「佐久市公共施設最適化推進方針」策定
「佐久市公共施設等総合管理計画」策定
「佐久市公共施設白書」更新